ファフナー冲方丁の傑作 十二人の死にたい子供たち 感想


皆さんは冲方丁さんをご存じでしょうか?

テレビアニメ、「蒼穹のファフナー」シリーズや「PSYCHO‐PASS2期」などの脚本を手掛けるSF作家であり、小説も書かれています。

今回ご紹介するのはそんな冲方さんの小説作品「十二人の死にたい子供たち」です。

この小説の内容としては、自殺を希望する12人の子供たちが、とある廃病院に集い集団自殺をしようと試みるも、なぜか子供が13人おり、困惑するというものです。

13人目の子供について、色々な推理が飛び交うのですが、
子供のうちの一人であるシンジロウを中心に徐々に謎が明らかになっていきます。

また、12人それぞれにちゃんと自殺したい理由があり、キャラクター描写も見事で、流石は冲方さんの小説であると思いました。

少々ネタバレをすると、シンジロウという、重病に侵された親が刑事の少年が優れた観察力と推理で謎を解き明かしていき、
そこで更に物語が二転三転するという凝ったプロットになっており、非常にそこが気に行きました。

また、ラストはカタルシス要素のある内容であり、その点も僕がこの小説を気に入った理由の一つです。

子供たちが死にたい理由に社会問題を織り込んでいる点も見事だと思いました。


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