
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」通称「はめふら」以降、
創作の世界では悪役令嬢モノが流行しているように思えます。
今回ご紹介するのも、そんな悪役令嬢モノの一つです。
主人公の男性はサラリーマン。
同僚から貰ったハンバーガーに毒が入っていたらしく、あっけなく血を吐き死んでしまいます。
病院で目が覚めると女性の体になっており、体の持ち主の名家の令嬢「如月琴音(きさらぎことね)」の記憶が頭に流れ込んできます。
琴音は周りへの態度がとても悪く、そのせいで家から追い出され、自殺を図ったのでした。
その際にどうやら主人公の意識が入り込んだようです。
家族に縁を切られ、友人も居ないという状況で途方に暮れる主人公。
病院から退院するも所持金は50000円のみ。
しかし、豪華なマンションと食材が用意されており、住む場所には困らないようです。
女性の体に慣れないながらも、お風呂に入ったりトイレにいったりする主人公。
落ち着いたところで生活のためにバイトを探し始めますが、如月琴音の評判が悪く、悪戦苦闘します。
しかし、偶然入った喫茶店で雇ってもらえることになります。
琴音はアルバイトなどしたことがありませんが、前世の記憶でなんなく仕事をこなす主人公。
翌日、学校に行くことになりますが、学校でも威張り散らかしていたため、友達が出来ず苦戦します。
どうやら、琴音の悪い噂を流している人物がいるようで。。
現代から現代への転生というパターンが珍しく、楽しく読むことができました。
また、令嬢と庶民の暮らしのギャップを楽しむことの出来る作品だと思います。
サラリーマンだった主人公を毒殺した人物が誰なのか、そのあたり事情も気になり、続きが気になります。
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