この物語の世界では「接吻疾患」という病気があるらしく、
定期的に異性とキスをしなければ死んでしまうこともあるという厄介な病のようです。
主人公の佐藤裕太は小学校のころ、ヒロインの上野原さんのおっぱいを事故で揉んでしまったため、
上野原さんに嫌われているようです。
ある日の放課後、教室に行くと上野原さんに出くわしてしまう裕太。
小学校の頃のことを謝罪しようと思うも、やはり嫌われているようで、
「死ね」やら「ムカつく」やら散々言われてしまいます。
そんな中、裕太は偶然上野原さんの接吻疾患の診断書を見てしまいます。
上野原さんは忘れろと言いますが、キスをしなければならない期限が今日だと指摘する裕太。
期限を勘違いしていた上野原さんは軽いパニックに。
裕太は上野原さんを助けようと自分とキスをするように勧めます。
小学生の頃、裕太が上野原さんのおっぱいを揉んだのは、自動車に轢かれそうだった上野原さんを助けるためであり、そのことを上野原さんはずっと感謝していたと言います。
嫌われていたというのは裕太の勘違いだったようです。
そしてなんだかんだでキスをしてしまい、上野原さんは絶命の危機を逃れます。
それから上野原さんは裕太を接吻疾患の薬にすると宣言します。
翌日、登校中上野原さんに出会い挨拶をする裕太。
キス病のことは皆に秘密にするように言われます。
裕太が良い感じに天然で鈍感で笑えます。
そうこうしている間に放課後になり、上野原さんが裕太の家に訪れます。
裕太の妹は上野原さんに懐いている様子。
上野原さんは病気のことを心配する裕太に「あの時キスしてくれてありがとう」と感謝します。
その後、上野原さんは市議会議員である父親が見つけてきた相手と食事をしますが、
なんだかしっくり来ない様子で、裕太とまたキスをしに行くのでした。
キスをしないと死ぬ病気という設定は突飛だと思いましたが、ツンツンした上野原さんの性格と
裕太のどこかぼんやりした性格の対比がよく描けており、ロマンティックで素敵な作品だと思いました。
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キスしてくれなきゃ死んじゃう 1巻
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